インタビュー

当社で働いている社員をクローズアップ!

育休インタビュー01

事業開発本部 HR事業部 部員

2016年 中途入社 女性

H. O.

仕事内容人事・労務系SaaS(ASP)サービスをグループ内に提供し人材管理業務の効率化を推進

Profile

2016年入社。出産に伴い2019年末に産休を取得し、育休を経て2021年の5月に復帰。産休前は基盤本部でクライアント端末などのIT資産管理を中心に担当し、現在は事業開発本部HR事業部で人事管理の業務効率化推進に携わる。育児のため時短&テレワークで勤務中。

「テレワーク&時短で育児と仕事の両立を」

現在の仕事内容を教えてください
事業開発本部 HR事業部はSaaS(ASP)サービスの提供によってグループ内の人材管理業務の効率化を推進する部署です。JR九州の基幹システムであるJAMPSとは別に、グループ会社向けに人事・給与・勤怠に関する業務効率化の提案や保守運用をおこなっています。具体的には、出勤/退勤の打刻や休暇申請等を含む勤怠管理のシステム、その情報をもとに給与計算をするためのシステム、各種手当および身上変更の申請や年末調整申告情報収集などを行う労務管理SaaSなど複数のシステムの導入から運用までカバーしています。
やりがいを教えてください
時短勤務中にもかかわらず、2022年4月から契約社員から正社員に登用され仕事の幅が広がりました。事務作業だけでなく顧客との打ち合わせや要件定義の業務も増えてきており、自分が関わったシステムが実際にしゅん工し、期待通りの結果になっている時にやりがいを感じます。

インタビュー

—夜泣きで1、2時間しか寝られない日々

育休中に大変だったことについて教えてください
子供が生まれてからは生活が一変して完全に子供中心の生活となりました。子供の夜泣きのため、1、2時間しか寝られない日々が続いたことが大変でした。
当時、新型コロナも蔓延していたので外出できず、家にずっと子供といることも大変でした。
復帰にあたって不安だったことはありますか
慣らし保育が始まっても、1ヶ月の期間中、何度も風邪をもらって熱を出してしまい、登園してもすぐに呼び出されるような状況で、本当に仕事に復帰できるのか不安でした。
業務面でも1年以上間が空いていたので勘を取り戻せるかなど不安でした。さらに部署が変わると聞いていたのでまた一から業務を覚えることができるかどうかも不安でした。実際には、部長もまだ小さいお子さんがいるので理解があり精神的に支えてもらったのと、周りのサポートがあり、業務内容を細かく説明してくれて、安心して仕事に取り組むことができました。

インタビュー

—時短制度を利用し9-15時勤務
Microsoft Teams活用でフルリモートに近い形に

現在のワークスタイルについて教えてください
ほぼ100%テレワークで勤務しています。まだ子供が小さいということもあり、育児時短制度を利用して勤務時間を9-15時に短縮しています。フルリモートに近い働き方ですが、部署のメンバーとのやりとりはMicrosoft Teamsを使い、顧客とのやりとりもメールなので問題なく業務を進めることができています。復帰して部署異動したため業務を一から覚えないといけなかったのですが、Teamsの画面共有機能を使い手順を説明してもらうことができ、また後から見直すために録画もできるので非常に便利でした。
Teamsではプロジェクト毎にチャネルを作成し全員で進捗を把握していますが、口頭でのやり取りではないので認識違いが起こりづらいと思います。ただ、隣同士で作業をしているわけではないので、進捗報告は欠かさないようにし上長が全体の把握ができるように意識しました。お互いの業務をカバーし合いやすい環境だと思います。

インタビュー

—チームのメンバーはいつも「お子さんを優先してください」と言葉をかけてくれ、精神的にもとても支えていただきました

復帰後に大変だったことについて教えてください
復帰して本格的に保育園に通うになってからも3ヶ月ほどの間は、子供が風邪を引いて治っての繰り返しでずっと病院と家の往復が大変でした。保育園からの突然の呼び出しもありましたが、会社から家が遠いのでお迎えまで1時間半ぐらいかかってしまうところを、テレワークなので10分ほどで迎えに行けて大変助かっています。上長やチームのメンバーはいつも「お子さんを優先してください」と言葉をかけてくれ、精神的にもとても支えていただきました。
保育園の規程で解熱しても何日かは休まないといけないため有給がどんどん減っていきましたが、幸いなことに時間年休(1時間単位で有給取得できる制度)があったため、たとえばあと1時間で退勤というタイミングで呼び出しがかかった時など、以前であれば半休扱いになっていたところを1時間だけの消化で済むので非常に助かりました。
育休を取得する社員へのメッセージをお願いします
不安になることもあるかもしれませんが、時短・在宅勤務の選択肢もあり、また、理解ある人が多くいるので安心して取得していただきたいです。育児との両立は大変ですが、育休を取得しやすい雰囲気の会社だと思うので心配せずに取得し、両立を目指せると思います。

インタビュー

育休インタビュー02

企画本部 経営企画部 次長代理

2019年 中途入社 男性

K. T.

企画職 事業推進・採用・研修の企画検討など

Profile

企画本部 経営企画部にてIT企画・事業推進を担当。新卒で製造系企業に入り、インフラ系社内エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、複数社での営業職などを経てJRQSSに入社。社会人12年目。
2022年、1ヶ月間の育児休暇を取得。

「性別にかかわらず育児協業を」

現在の仕事内容を教えてください
エンジニアのバックグラウンドを活かしながら企画職として事業提案や推進に携わっています。技術職と事務系両方の要素があるのが特徴です。入社した当初は、BtoC事業の子供向けプログラミング教室「プログラボ」の立ち上げに携わりました。その後、JR九州のプロジェクトに参加するなど、幅広い業務を経験しています。臨機応変に動くことが多い部署なので、一言でいうのは難しいですが、直近ではテレワークの推進施策や自治体への共同事業案件の推進を担当しました。今後は採用や研修の企画・運営にも携わります。
育休の期間について教えてください
2022年の1月から2月まで1ヶ月間取得しました。家族と相談しできれば1ヶ月取得したいという希望を会社に伝えたところ、上司からも快諾していただきました。
取得前の不安などはありましたか?
育休をとること自体について不安はありませんでした。男性社員の育休取得は初めてでしたが、出産予定日を会社に伝えた頃から「育休とってみたら?」という言葉を上司や経営層からも頂いておりました。自分でも育休を取得したいと思っていたので、大変心強いなと感じました。

インタビュー

—人手の必要な夜の時間帯を手伝えるように勤務時間を1時間前倒し

実際に育休を取得して感じたことについて教えてください
育休をとって一番良かったことは、産後の一番大変と言われる時期に家族のサポートに全力を注げたことです。妻は子供が生まれるまで大変ですし、生まれてからはもっと大変です。そのタイミングで仕事が忙しいと、生活のバランスが崩れ、妻と話をする時間も子供の成長を見る機会も減ってしまいます。仕事のことも考えながらだとなかなか100%育児にというわけにはいきませんが、育休を取得できたので思う存分臨めました。育児休暇と名前がついていますが、実際には休暇というよりも育児協業期間というイメージでした。
妻と子供が退院してからは、お互い相談しながら生活のリズムを整えていったので、普段の仕事をしている時よりも規則正しい生活習慣へとなっていきました。育休を取得し1ヶ月間一緒に過ごせたことで、復帰後も育児の生活スタイルを維持することができています。
育休後のワークスタイルについて教えてください
勤務時間の変更をしています。9:00-18:00が通常の勤務時間ですが、会社に相談して1時間前倒しで8:00-17:00に変更しています。育休期間中に分かったことですが、夕方〜夜にかけては一番人手が必要になる時間帯です。お風呂入れたり、寝かしつけたりと大変な時間帯をカバーできるようにしたかったのですが、当時の上司も3人のお子さんの子育てをしていた経験もあり快諾してくれた上、他部署でも時間変更を利用している社員が多いことなども教えてくれました。今は、私は妻と話し合って出社する機会もあるのですが、在宅勤務も選択している社員も多いので、会社も育児と仕事の両立を会社も応援してくれていると感じます。

インタビュー

—もともと残業が少ない会社ですので復帰後も時間的にも精神的にも余裕が持てています

育休を取得してよかった点を教えてください
生まれて1ヶ月〜2ヶ月というのは子供の変化も大きいですが、妻の体調や健康も重要なのでサポートできてよかったです。特に男性は子供ばかりに目が行きがちですが、家族みんなのフォローができるという面では育休を取得できたことが大きかったです。家事育児の連携もしやすくなりました。例えば買い物ですが、週末まとめ買いをするにしても何をどのくらい買えばいいのかなどは、普段から関わっていないと把握が難しい部分だと思います。
育児の大変な部分を教えてください
生まれてすぐのころはよく泣くので大変でした。今は生後半年ですが、少しずつ自分で動き始めたので危険なことも増え、目が離せない時間が増えてきました。これから立ったり歩いたりし始めるので、急に転けたりしないように気が抜けない時期が続くと思います。実際に子育てをしてみて思ったのは、ネットや本などでわかることは100%当てはまることがないということです。目の前の子供や家族と相談しながら進めないといけないことはたくさんあるなと思っています。

インタビュー

復帰にあたって不安だったこと
育休前に引き継ぎの期間もあり、特に不安はありませんでした。育休中に子供を中心にした生活リズムづくりができたおかげでスムーズに復帰できました。子供中心の生活になったことは大きな変化ですが、もともと残業が少ない会社ですので復帰後も時間的にも精神的にも余裕が持てています。
育休の取得を考える社員へのメッセージ
会社としては、育児を応援するという空気はあるので育休をとってみようという思いがあれば遠慮なく伝えるのが良いと思います。業務の調整が必要になることがあると思いますが、経営陣や上司も歓迎してくれると感じました。残業削減が進んでいますし、テレワーク制度もあるので、家族に合わせた働き方を選択しながら働き続けることができると思います。自分自身はまだまだ育児の新人ですが、育休をとってよかったと思う点がたくさんあるので、性別に関係なく育休をとることを勧めたいです。育児協業することで家庭のこともうまくいきますし、家庭がうまくいくと仕事もうまくいくと思います。

インタビュー

子育て応援宣言

JR九州システムソリューションズ(株)は
福岡県「子育て応援宣言」の登録企業です

「子育て応援宣言」とは

福岡県では、身につけた職業経験を中断することなく、子育てをしながら働き続けることができる社会の実現を目指して、経営トップ自らが従業員の仕事と子育てを応援することを宣言し、県が登録する「子育て応援宣言」を実施しています。

JR九州システムソリューションズ(株)は、福岡県「子育て応援応援宣言」に登録し、社員が出産・育児期を通して十分な子育てをしながら引き続きその職務能力を発揮できるよう、取り組み内容を宣言します。

当社の取り組み内容



  • 〇育休可能期間を満3歳(法令では満1歳まで)、時短勤務可能期間を小学校3年生まで(法令では満3歳まで)に拡大し、社員の子育てと仕事の両立を支援します。
  • 〇原則残業時間ゼロを目標に業務マネジメントを行い、ワークライフバランスの向上に努めます。
  • 〇男性社員の育児休業の取得を推進します。
  • 〇テレワーク勤務の導入により場所にとらわれない柔軟な働き方を支援します。
  • 〇有給休暇取得の推進だけでなく、時間休制度の導入等により社員のニーズに応じて勤務日時を柔軟に変更できる環境を整えます。

その他の子育て支援の取り組み

  • 〇子供の看護休暇制度:
    子供が1人の場合は各年度5日(暦日単位)、子供が2人以上の場合は各年度10日(暦日単位)を限度として、子供が小学校第3学年修了に達するまで看護休暇を付与(半日単位で使用可)
  • 〇勤務時間の変更:小学校第3学年修了に達するまで、1日1時間を限度として始終業時刻の変更が可能

介護インタビュー

業務本部運用部 社員グループ 次長 男性

H. S.

仕事内容JR九州基幹システム(JAMPS)人事給与系システム運用保守

Profile

国鉄時代のJR九州熊本支社に入社。入社当時は熊本のシステムを担当。1990年に各支社のシステムを本社に統合・集約するJAMPSプロジェクトが発足し、福岡へ異動。以来、30年に渡りJAMPS関連の業務に従事。
2021年より介護のため熊本に在住。遠隔地勤務を行なっている。

「遠隔地勤務で介護と仕事の両立を」

現在の仕事内容を教えてください
現在もJAMPSの業務を担当しています。経理、設備、営業系など様々なシステムがありますが、私の所属している業務本部運用部社員グループは人事給与系システムの運用保守を行なっています。主な業務はJR九州の給与支払いに関するオペレーションや問い合わせ対応です。JR九州内には約300もの事業所があるので日々多くの問い合わせが寄せられます。以前は電話でしたがMicrosoft Teamsのチャットを使うようになり業務効率化が進んでいます。他にも人材育成や福利厚生、社会保険関係のシステムも担当しており、若手が新しく入ってきたので引き継いでいるところです。

インタビュー

現在のワークスタイルを教えてください
母親が高齢なため熊本に住みながら遠隔地勤務をしています。ほとんどテレワークで出社は月に数回程度です。2022年4月にセキュア・ワークススペース・ソリューションが完成し、自宅から開発・本番環境の双方にセキュアに接続できるようになったので、出社はかなり少なくなりました。銀行からのデータ取込に物理ディスクを使うため一部オンサイト作業はありますが、定期的に出社することで気分転換にもなっています。

—遠隔地勤務は「渡りに船」でした

遠隔地勤務を行うまでの経緯を教えてください
以前から定年を期に熊本に帰ろうと決めていました。熊本に帰る以上、辞めるしかないと思っていましたし、遠隔地勤務という手段は全く想定していませんでした。JRQSSの香月社長から話を持ちかけられた時は「そんなことができるんですか」と驚きました。願ってもない話で、二つ返事で了承したのを覚えています。まさに「渡りに船」でした。
当時はリーダー職だったので自ら手を動かして業務にあたっていたわけではありません。自宅から一人でオペレーションできるようにしておく必要があったので、約1年間を準備期間にあてました。事情があって半年程度で熊本に引っ越しましたが、準備期間のおかげで業務遂行に必要なスキルを一通り揃えることができました。

インタビュー

テレワーク下でのコミュニケーションについて教えてください
一般的にテレワークではコミュニケーションが課題になると言われますが、個人的には特に支障は感じていません。グループ内には6人のメンバーが在籍しており、基本的に会話はグループチャットで行なっていますが、込み入った内容の時は直接電話するので難点を感じることはありません。
ちょうど若手への引継ぎを行なっていますが、web会議の画面共有機能を使えばハンズオンを行うこともできますし、用事がなくても一日に一回は電話するなど積極的に連絡を取り合うことで距離の問題は解消されていると感じます。

昔のように全員が一箇所に集まれば一番やりやすいのでしょうが、今はフリーアドレスなので出社しても昔のように固まって座るということもないですし、若手もコロナ禍中の入社だったのでリモートの環境にもすっかり慣れていると思います。その日の業務内容をグループウェアで共有しているので、お互いの進捗も把握できています。若手を見ているとツールを使うのが上手いなと感じることも多いです

—両立にはオン/オフの切り替えが求められます

テレワーク下の業務で心がけていることはありますか
オン/オフの切り替えが重要です。ツールや環境が整っているので業務上での不都合はありませんが、個人の自己管理が肝だと感じています。テレワークをしていても会社に勤めていることには変わりなく、自由であるわけではないので会社と自分の信頼関係を壊さないようにすることが大切です。テレワークをしている社員も多いので共通の悩みかもしれませんが、自分としては「基本を大切に」と思っています。

インタビュー

仕事のやりがいを教えてください
入社した頃はちょうどITシステムの出始めのころでした。社内試験で登用されたことがきっかけでたまたまこの道に入りましたが、続けてきたおかげで今こうやって遠隔地テレワークという働き方ができています。大変なことも多くありましたが30年以上続けて来られたのはやはりやりがいがあったからです。途中4,5年離れていた時期もありますが、30年以上ひとつのシステムに携わることができるのはなかなかないことだと思います。JAMPSは巨大なシステムなので未だに知らない部分もたくさんあります。給与計算のオペレーションは決まったスケジュールの中、間違えがないようにやっていかなければならないのでプレッシャーもありますが、毎月、無事終わった時には達成感があります。
仕事と子育て/介護の両立を目指す社員へのメッセージ
以前であれば、会社に通える距離に住めなければ辞めるしかありませんでした。この会社でこのような働き方ができているのは非常に嬉しいことです。会社に感謝しつつ、プライベートの線引きはしっかりして役割を果たしていきたいと思います。
両立にはオン/オフの切り替えが求められます。仕事モードを引きずっているとダメですし、家をひきずっていると仕事がうまくいきません。慣れるまでは大変な部分もありますが試行錯誤の中で自然と自分なりのやり方が見つかっていくものだと思います。何事もまずはやってみることが大切です。

インタビュー

介護応援宣言

JR九州システムソリューションズ(株)は
福岡県「介護応援宣言」の登録企業です

「介護応援宣言」とは

福岡県では、従業員が仕事と介護の両立を図りながら、引き続き、その能力を活かして働くことができる社会の実現を目指して、「介護応援宣言企業」登録制度を実施しています。この制度は、企業・事業所のトップが、従業員の仕事と介護の両立を支援する取組を自主的に宣言し、それを県が登録するものです。

JR九州システムソリューションズ(株)は、福岡県「介護応援宣言」に登録し、社員が介護と仕事の両立をし、引き続きその職務能力を発揮できるよう取り組み内容を宣言します。

当社の取り組み内容



  • ○介護休業期間を通算365日(法令では93日)に拡大し、介護休暇を3年の期間 1ヶ月につき5日取得可能とすることで社員の介護と仕事の両立を支援します。
  • ○原則残業時間ゼロを目標に業務マネジメントを行い、ワークライフバランスの向上に努めます。
  • ○テレワーク勤務の導入により場所にとわれない柔軟な働き方を支援します。
  • ○有給休暇取得の推進だけでなく、時間休制度の導入等により社員のニーズに応じて勤務日時を柔軟に変更できる環境を整えます。

その他の介護支援の取り組み

  • ○介護休暇A:要介護状態にある対象家族を介護する社員は、3年を限度とする期間内において、1箇月につき5日(暦日単位)まで介護休暇Aを取得可能
  • ○介護休暇B:対象家族が1人の場合は各年度5日(暦日単位)、対象家族が2人以上の場合は各年度 10 日 (暦日単位)まで、要介護状態にある家族を介護する社員は、介護休暇Bを取得可能(半日単位可)。
  • ○勤務時間の変更:要介護状態にある家族を介護している社員は、1日に1時間を限度として、始終業時刻の変更が可能

エンジニア研修01

企画本部 経営企画部

2019年度 中途入社 男性

K. T.

仕事内容企画職
事業推進・採用・研修の企画検討など

Profile

企画本部 経営企画部にてIT企画・事業推進を担当。新卒で製造系企業に入り、インフラ系社内エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、複数社での営業職などを経てJRQSSに入社。社会人12年目。
2022年、約2ヶ月のJavaプログラミング研修に参加。

「実践に近い環境のプログラミング研修」

現在の仕事内容を教えてください
エンジニアのバックグラウンドを活かしながら企画職として事業提案や推進に携わっています。技術職と事務系両方の要素があるのが特徴です。臨機応変に動くことが多い部署なので、一言でいうのは難しいですが、直近ではテレワークの推進施策や自治体への共同事業案件の推進を担当しました。今後は採用や研修の企画・運営にも携わります。
研修の概要について教えてください
Javaプログラミング研修に参加しました。0から始め、チームでの開発ができるところまで約2ヶ月かけて一気に習得します。
前半ではFOR文やIF文などの基礎文法やデータベース基礎を中心に、まずはプログラミング言語をしっかり記述できるレベルまでトレーニングをしました。その後、個人開発演習を行い、各人が一つ簡単なシステムを作り上げることで基礎を固めました。
後半では、約20日間かけてグループ開発演習が行われます。私のグループでは列車の予約システムを構築しました。講師が顧客役となり、要件定義から進捗管理やプロジェクト上の課題対応などを行いました。
研修を通して、新卒と中途あわせて17名が参加しましたが、別々の教室で受講しました。

インタビュー

—エンジニアには技術面だけでなくプロジェクトを円滑に進めるスキルも重要です

研修を終えてJavaの習得度は深まりましたか?
かなり理解度が深まりました。もともとインフラエンジニアなのでプログラミングには苦手意識がありました。今回の研修では基礎から習得できただけでなく、実際の案件に近い環境で演習できたことがよかったと思います。エンジニアには技術面だけでなくプロジェクトを円滑に進めるスキルも重要です。要件定義やプロジェクト管理、トラブル対応のシミュレーションができたことで、案件に携わるとなった時に抵抗なくスタートできるレベルになったと思います。

インタビュー

—既存社員に対してもこのように集中的に学べる場が会社として用意されているのはありがたかったです

研修を受けようと思った経緯を教えてください
一般的にITと聞いて真っ先にプログラミングをイメージするように、エンジニアにとって基礎的なスキルの一つですし、できて然るべきという思いもありました。
新卒社員だけでなく既存社員が新たに学び直すのはハードルが高いですが、既存社員に対してもこのように集中的に学べる場が会社として用意されているのはありがたかったです。
研修に参加するにあたって周囲の反応はいかがでしたか?
「ぜひ行ってきてみなよ」という雰囲気でした。まとまった期間の調整は大変ですが、個人がスキルを高めていくことは中期経営計画のテーマの一つ「ひとをつくる」でもあるので、会社から後押しされているという感覚もありました。

インタビュー

会社がこのような機会を設けていることについてどう思いますか?
これまでに複数社を経験していますが、その中でもかなり手厚いと思います。中堅社員であっても個人のスキルアップを支援する方針を経営層から打ち出しているという点も特にほかにはない魅力だと思います。
研修を受けて良かった点を教えてください
現在携わっている自治体関連の案件でちょうど業務効率化の提案をしていますが、どのぐらいの工数がかかるのか、どのぐらいの難易度なのか肌感覚でわかるようになりました。開発に直接携わるわけではありませんが、エンジニア的な思考や理解力は企画をする上でも必要なスキルです。
また、今回の研修が助走となり、技術や新しい分野の吸収もしやすくなりました。ベースが固まったおかげか、新しい技術への抵抗感が薄れてきています。技術の吸収力が上がったことにより、今後の事業開発担当としてのさまざまな提案の幅が広がり、プラスになったと感じています。

インタビュー

—日頃から声に出して発信をしているとそれに応えてくれる会社だと思います

今後、研修を受けたい社員へのメッセージをお願いします
今後は研修のヴァリエーションが増えるとも思うので、少しでも受けたいという思いがあるときは隠さないでほしいと思います。普段からこんな知識を習得したい等、日頃から声に出して発信をしているとそれに応えてくれる会社だと思います。研修に参加するための業務調整も積極的にしてくれるので、中途・中堅社員のスキルアップ支援も手厚い会社だと思います。

インタビュー

エンジニア研修02

基盤本部 第3部 次長代理

2009年 新卒入社 男性

S. U.

仕事内容JR九州向けITインフラ基盤サービスの企画・開発・運用

Profile

2009年新卒入社。最初の5,6年は主にJAMPSと呼ばれるJR九州基幹システムの運用保守を担当。その後、JR九州へ出向しグループウェアの導入に携わる。他にもグループ外の大阪の会社に長期出張。直近では経営企画部で企画や採用を担当するなど、幅広い業務を経験。現在は、基盤系の部署でインフラ系の領域を担当。
2022年に約1ヶ月半のインフラ研修に参加。

「インフラを体系的に学べる貴重な機会」

現在の仕事内容を教えてください
2009年に新卒で入社して以来、アプリ系エンジニアとして様々なシステムに携わってきました。最初の5,6年は主にJAMPSと呼ばれるJR九州基幹システムの運用保守を担当していました。その後、JR九州へ出向しグループウェアの導入に携わりました。他にもグループ外の大阪の会社に数年間出向しましたが、JRQSSは基本的に転勤がないのでレアケースだと思います。直近では経営企画部で企画や採用を担当するなど、幅広い業務を経験してきました。現在は、基盤系の部署でインフラ系の領域を担当しています。

インタビュー

インフラ研修の概要を教えてください
約1ヶ月半の期間、業務を抜けて研修に参加しました。20名近くが受講しましたが、新卒社員のクラスと中途社員&出向社員の教室が分かれており講師もそれぞれ別でした。
カリキュラムとしては最初にハードウェアやコンピュータ構成の基礎から始まり、通信の仕組みやネットワーク機器の基礎、具体的にはルーティングやVLANなどの座学がありました。演習は実際にルーターやスイッチなどネットワークの機器にコマンドを打ち込む形式で行われ、障害発生時の対応も実習しました。後半のカリキュラムは、WindowsServerやActiveDirectoryなどWindows全般、UNIX/LINUX、セキュリティ基礎についての講義と演習です。障害対応研修は後半にもあり、グループごとに分かれて実際の業務と同じようなシチュエーションで障害対応を行いました。全体を通してインフラ領域が幅広くカバーされていました。
研修と仕事との両立はどうでしたか?
ちょうど採用活動が落ち着いてきた時期だったのでタイミング的には参加しやすい状況でした。上司に伝えた時もポジティブな反応でしたし、会社としてもスキルアップを支援しているので受けたいと言えば反対はされないと思います。今回も希望者は全員受講したようです。身の回りにもインフラ研修を受けたいと言っている社員は多かったですが、1ヶ月半となると予定がつかなくて申し込まなかった社員もいると思います。ネットワークだけ受講したいとか、Linuxだけ受講したいなどのニーズもあるように感じたので、今後は部分的に参加できるようになると参加者が増えるかもしれません。

インタビュー

—今回の研修では、ハードウェアに実際に触れるという点が大きく、参加を決めるきっかけとなりました

研修を受けて良かった部分は?
実機を触って演習できたのが一番大きかったです。これまでの業務経験の中で、アプリエンジニアであってもインフラ、特にネットワークの知識は必要だと感じていました。JRQSSの業務では1個のシステムを開発して終わりというわけではなく、その他のシステム環境全体やネットワーク全体を分かった上で運用や開発を続けていく必要があります。インフラはアプリとは違い物理的にハードウェアが存在しているため、個人で学ぶにはハードルがある分野でもあります。基本情報試験などでこれまでも基礎は学んでいましたが業務に結びついているという感覚は得られていませんでしたし、若干、苦手意識のようなものもありました。今回の研修では、ハードウェアに実際に触れるという点が大きく、参加を決めるきっかけとなりました。実機にコマンドを打ち込んだりケーブリングを行ったりするなど、座学だけでなく実践に近いやり方ができた部分に手応えを感じています。

インタビュー

—新入社員だけでなく中途や既存の社員も参加できる点はJRQSSならではかもしれません

研修を受けての感想を教えてください
受けてよかったという言葉に尽きます。独学で学んでいた時よりも、点と点がつながっていく感覚がありました。現在インフラの部署に異動したのでまさに業務に直結したというのもありますが、アプリ/インフラ両方の技術が揃うことで、スキルアップになるだけでなく担当できる業務の幅も広がります。自分で解決できることが増えるのでやりがいにもつながると思います。
また、体系的に学べたのも研修を受けて良かったと思う点です。独学だとやはりその時に必要な部分だけを調べがちで体系的には学ばないことが多いです。一般的には中途や既存社員のスキルアップは2,3日のセミナー形式で行われることが多いと思いますが、1ヶ月半もの期間、業務を抜けて研修に参加できるというのもめずらしいのではないでしょうか。新入社員だけでなく中途や既存の社員も参加できる点はJRQSSならではかもしれません。
今後研修を受けたいと思う社員へメッセージをお願いします
少しでも興味があるなら受けた方が良いと思います。特にインフラは土台となる部分ですし業務に直結する必要なスキルなので、確実にスキルアップにつながると思います。

インタビュー

エンジニアフレンドシティー福岡

JR九州システムソリューションズ(株)は
福岡県「エンジニアフレンドシティー福岡」に参加しています

「エンジニアフレンドシティー福岡」とは

エンジニアが集まる、活躍する、成長する街、福岡をエンジニアとともにつくる福岡市主催の取り組みです。

JR九州システムソリューションズ(株)は、エンジニアフレンドリーシティ福岡(以下、EFC)のサポーター企業に登録し、エンジニアのスキルアップと充実した働き方の実現を支援します。

当社の取り組み内容



  • ○エンジニアの技術力向上支援として、技能手当(最大3万円/月)や資格取得報奨金(最大20万円)を支給。
  • ○その他にも快適なオフィス環境の整備、テレワーク活用、時間単位休暇制度などエンジニアにとって働きやすい環境づくりに取り組んでいます。